かぎねこWebのディレクター、きょうへいです。
「福岡でホームページを作りたいけど、制作会社と個人のどっちがいいの?」
「個人(フリーランス)の制作者って、安そうだけど少し不安…」
そんなお悩みはありませんか?
結論から言うと、福岡の小規模ビジネスにおいて「Webマーケティングに強い個人(フリーランス)」は最強の選択肢になり得ます。
ただし、選び方を間違えると安物買いの銭失いになるリスクも…。
本記事では、福岡での制作会社と個人の徹底比較から、チェックすべき12のポイントまで、プロの視点で包み隠さず解説します。
目次
1.福岡で個人がホームページ制作会社を探す前に

福岡は天神・博多を中心に、Web集客の競争が非常に激しいエリアです。
だからこそ、依頼先を探す前に「何のために作るか」を明確にしないと、失敗してしまうリスクがあります。
失敗しやすい3つの落とし穴
ホームページを作成したい場合、一番ネックになるのはやはり金額ですよね。
「できるだけ格安でホームページを作りたい…!」という気持ちはわかりますが「とりあえず安く作る」という考えには、3つの大きな落とし穴があります。
- 集客の欠如: 作っただけで誰も来ない、「福岡+業種」で検索しても出てこない。
- 成果(導線)の欠如: 問い合わせや予約ボタンが押しづらくて離脱される。
- 運用の欠如: 更新方法がわからず、2年前の「お知らせ」が最新情報のまま放置され、信頼を落とす。
近年ビジネスの拠点として人気の福岡は、どの業界でも競合が多い傾向にあります。
そのため、ホームページは「作る」ことより「見つけられ、選ばれる設計」が何より重要です。
個人ビジネス別に目的を整理
あなたのビジネスにとって、ホームページの役割(作る目的)は何ですか?
そもそもの作る目的が決まっていなければ、制作側にもブレが生じてしまいます。
例えるのであれば、設計図無しに家を建て始めるようなものです。
あなたの事業規模によっては、例えば以下のような目的が考えられます。
- 名刺代わり: 信頼獲得が目的。プロフィール、料金、実績をシンプルに伝える。
- 集客と成約: 1つのサービスに特化し、今すぐ予約・購入へ繋げる。
- オウンドメディア: ブログ(施工事例や役立つ情報)を積み上げ、中長期的に福岡の潜在客を集める。
ここの目的がズレていると、どれだけ高いお金を払っても投資回収はできません。
まずはホームページを作成する目的、役割をはっきり決めておくことが重要です。
依頼前に最低限決めるべき初期条件
上記の「目的」と合わせて、発注前には、以下の3点はご自身の言葉で語れるようにしておきましょう。
- 予算: 制作費だけでなく、月々のサーバー・ドメイン代も含めた予算感。
- 公開時期: 福岡の繁忙期や開業日に合わせた現実的なスケジュール。
- 運用体制: 誰がブログを書き、誰がお問い合わせに対応するのか。
2.大手・中小制作会社・フリーランスの違い
ではここから、大手・中小制作会社・フリーランス(個人)の違いについて見ていきましょう。
福岡で依頼先を選ぶ際、それぞれの特徴を理解しておくことが後悔しないための第一歩です。
費用相場とサポート範囲の比較表
| 依頼先 | 初期費用の目安 | 月額保守の目安 | 強み | 注意点 |
|---|---|---|---|---|
| 大手制作会社 | 80万〜300万円+ | 2万〜10万円+ | 圧倒的なブランド・体制 | 小規模案件は断られることも |
| 中小制作会社 | 30万〜150万円 | 1万〜5万円 | 制作〜保守のバランスが良い | 担当者の経験値にバラつきがある |
| フリーランス(個人) | 10万〜80万円 | 0円〜3万円 | スピード・柔軟性・コスパ | 当たり外れが大きい |
大手・中小・フリーランスを比較した時、真っ先に目が行くのが初期費用です。
個人に依頼した場合と大手とでは、桁が1つ違ってきます。
また意外と重要なのが、公開後の月額保守費用です。
こちらは管理を委託する場合のランニングコストとなるので、しっかり事前確認しておきましょう。
以下の記事では、福岡で個人にホームページ制作を発注する際の費用についてまとめています。
ぜひ併せて読んでみてください。
制作会社(組織)が向いているケース

複数店舗のサイト統合や、複雑な予約システムの開発、大規模な採用サイトなど「分業とプロジェクト管理」が必要な場合は、体制の整った制作会社が安心です。
福岡でもBtoBの大手企業や多店舗展開の事業者は、組織のメリットを活かすべきです。
フリーランスが向いているケース

「意思決定が早い個人事業主・小規模店舗」には、フリーランス(個人)が最適です。
福岡の地域ビジネス(整体、士業、飲食店、工務店など)は、現場の強みをダイレクトに反映させるスピード感が命です。
作る人と直接話せるため、予算内で「最も効果が出る部分」に集中してコストをかけられます。
自分で作る(依頼しない)

実は、パソコンに詳しい方であればご自身で作るという選択肢もあります。
今は個人が無料でホームページを作れるサービスも豊富なので、パソコン操作が得意な方であればご自身で作ってしまうというのも一つの手です。
ただ無料である分、ページ数に制限があったりサイト内に広告が表示されてしまうなど、融通が効かないことも多くあります。
以下の記事では、ご自身でホームページを作る方法をまとめていますので、ぜひ併せて読んでみてください。
かぎねこWebの結論
『福岡の小規模ビジネスのホームページ制作は、Webマーケティングに強いフリーランス(個人)が最適』
私の結論はこれです。
デザインが豪華でも、中身が伴わなければ意味がありません。
検索でどう見つけるか(SEO)、どう問い合わせさせるかまでを一貫して設計できる個人パートナーこそが、あなたのビジネスを最も加速させてくれます。

福岡市でパートナーをお探しなら
オンライン完結ではなく、直接会って「現場の熱量」を共有しながら作り上げたい方は、ぜひお声掛けください。
地域密着だからこそできる、フットワークの軽いサポートをご提案します。
3.個人に依頼するメリットと「格安」の注意点

ではここからは、個人に依頼するメリットと注意点を見ていきましょう。
「個人が最適!」と結論づけたばかりですが、しっかりと注意点も確認しておくことが重要です。
個人(フリーランス)への依頼は価格を抑えられるのが魅力ですが、安さだけで選ぶと失敗するリスクもあります。
直接話せるスピード感
個人に依頼する際、費用面に並ぶ最大のメリットと言っていいのがスピード感です。
制作会社に依頼すると、窓口となるのはWeb制作のプロではない営業担当であることが多く、返信のタイムラグが発生しがちです。
一方で個人依頼の場合「相談に乗る人」と「作る人」が同一人物です。
- 意図が100%伝わる:例えば「福岡市東区エリアの30代主婦層に刺さる雰囲気にしたい」といった細かいニュアンスをそのままサイトに反映できる
- 意思決定が早い:修正の相談もその場で判断できるため、公開までのスピードが圧倒的に早くなる
制作直結のスタイルは、オーナーの想いをダイレクトにサイトへ反映させたい個人事業主の方にとって、最大のメリットと言えます。
【注意点】SEO対策の有無
続いては、個人に依頼する際の注意点です。
「格安制作」を強みとしている業者の中には、見た目だけを整えて、検索対策(SEO)を一切行わないケースがあります。
特に福岡のように競合が多い地域では、見つからないサイトは存在しないのと同じです。
Webマーケティングに強い個人は、デザイン作業に入る前に以下の設計を行います。
- キーワード選定:「福岡市 + 業種」だけでなく、周辺の「福岡市東区」「新宮町」など、実際に成約に結びつく地域ワードを盛り込む。
- 導線設計:トップページからお問い合わせフォームまで、サイトを訪れた人がどのような流れで問い合わせを行うかまでの仕掛けを作る。
- 解析ツールの導入:Google Search ConsoleやGA4を設定し、公開後にどれくらい見られているかを可視化する。
見積もりで確認すべき運用保守の範囲
サイト公開後の運用保守についての注意点も見逃せません。
例え「月額0円」でも、何かあるたびに高額な修正費をとられたり、サーバーが制作者名義で「解約したらサイトが消える」といったリスクがあるかもしれません。
見積もりは総額だけでなく何が含まれていて、何をご自身でコントロールできるかを必ず確認しましょう。
4.福岡のWeb制作パートナー選びチェックリスト

では、いざ個人の制作者に依頼したい!となった際、具体的に何に気をつけたらいいでしょうか?
そこで、後悔しないパートナー選びのために、プロが重視する12項目をまとめました。
比較表や検討材料としてご活用ください。
①実績・提案力
- 1. 反響が出ているか: 制作後に問い合わせが何件増えたか、予約率がどう変わったかなどの数字の成果を語れるか。
- 2. 福岡の地域名キーワードでの実績:「福岡市 + 業種」などの地域キーワードで、実際に上位表示させている事例があるか。
- 3. ビジネスの本質を理解しようとしているか: 「誰に、何を、どう売るか」という戦略段階から踏み込んだ提案があるか。
②契約・権利
- 4. ドメイン・サーバーの名義:契約の主体がお客様名義になっているか。制作者名義だと、解約時にサイトを自由に動かせなくなるリスクがあります。
- 5. 著作権とソースコードの帰属:公開後、デザインデータやプログラムの所有権はどちらにあるか。
- 6. 保守契約の解約条件:「最低◯年継続」といった縛りがないか。
③相性・体制
- 7. 専門用語を使わずに説明してくれるか:難しいIT用語ばかりでなく、お客様と同じ目線で分かりやすく噛み砕いて話してくれるか。
- 8. レスポンスの速さと丁寧さ:些細な質問に対しても、24時間以内(営業日)に納得感のある返信があるか。
- 9. 連絡手段と対応時間:万が一のトラブル(サイトが表示されない等)の際、LINEやメールですぐに連絡が取れる体制になっているか。
④運用・継続
- 10. 自社で更新できるか:お知らせやブログ、料金表など、制作会社に頼まずとも自分たちで即座に直せる仕組み(WordPress等)が導入されているか。
- 11. 操作レクチャーやマニュアルの有無:納品して終わりではなく、自分たちでサイトを育てていくための情報提供があるか。
- 12. 公開後の「改善提案」があるか:「作って終わり」ではなく「次はここを直しましょう」と並走してくれる姿勢があるか。
5.よくある失敗事例と対策

先程のチェックリストにも繋がる部分ですが、福岡でもよく聞くホームページ制作の失敗談の例をまとめました。
これらの具体例をケーススタディに、ぜひ対策を参考にしてみて下さい。
①格安で発注した結果、自分で更新できない
- 原因: 安く抑えるためにシステム(WordPress等)を入れず、コードを書かないと修正できない作りになっているケース。
- 対策: 見積もり時に「自分でブログやお知らせを更新したい」と伝え、管理者権限と操作マニュアルの提供を約束させましょう。
②デザインは綺麗だが、全く集客に繋がらない
- 原因: 見た目にこだわりすぎて、SEO(検索対策)や、お客様が問い合わせたくなる「導線設計」が無視されているケース。
- 対策: 制作前に「どのキーワードで検索されたいか」を決め、競合サイトを分析した上での提案をしてもらいましょう。
③公開後に追加料金がどんどん膨らむ
- 原因: 「ページを1枚増やす」「問い合わせフォームの項目を変える」などの細かい作業が、すべて別料金になっているケース。
- 対策: 見積書の作業範囲を明確にし「どこからが追加費用になるのか」を事前に確認しておくことで、予期せぬ出費を防げます。
6.発注から公開までの流れ

最後に、ホームページ制作の一般的な流れをご紹介します。
ホームページ制作はあなたと制作者との共同作業です。
大まかな流れを知っておくと、準備がスムーズになります。
STEP1:準備(目的の整理)
まずは「福岡のどのエリアの、どんな人に来てほしいか」を明確にしましょう。
競合サイト(3〜5つ)をピックアップし「ここが好き」「ここは変えたい」というメモを作っておくと、打ち合わせが10倍スムーズになります。
STEP2:初回ヒアリングと逆質問
制作側への要望を伝えると同時に、相手をテストしましょう。
「私の業種なら、どんなキーワードが有効ですか?」
「公開後のサポートは何をしてくれますか?」
などと聞いてみてください。
ここでの回答の質で、その人のマーケティング能力が見えます。
STEP3:制作フェーズ
サイトの設計図(ワイヤーフレーム)を作り、デザインへと進みます。
公開直前には、リンク切れや誤字脱字、Googleマップの表示が正しいかを最終確認します。
STEP4:公開・そして運用開始
公開はゴールではなくスタートです。
お知らせやブログを更新し、プロと一緒にアクセス解析を見ながら改善を繰り返せるのがベストです。
この改善こそが、ホームページを真の集客資産に変える鍵となります。
7.まとめ
本記事では、福岡でホームページ制作を検討している個人事業主の方に向けて、失敗しないための選び方と、会社・個人の違いを詳しく解説しました。
内容をもう一度振り返ってみましょう。
- 福岡の小規模ビジネスには、小回りが利きマーケティングに強い個人(フリーランス)が有力な選択肢
- 安さの裏側にある「リスク(更新不可、集客不足、追加費用)」を事前に把握しておく
- 「12のチェックリスト」を活用し、自分にぴったりのパートナーを見極める
ホームページ制作は、あなたのビジネスの未来を託すパートナー探しでもあります。
「誰が一番あなたの事業を理解し、同じ熱量で並走してくれるか」をぜひ大切にしてみてください。
この記事を書いた人

しもせ きょうへい
Webディレクター
【ビジネスを加速させる戦略と設計】
福岡のIT企業を経て、東京の制作会社で多様なプロジェクトを主導。
マーケティング視点に基づいた「集客できるサイト設計」が得意です。
