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ホームページ作成を自分で!無料ツール比較とプロが教える判断基準

かぎねこWebのディレクター、きょうへいです。

  • ホームページ作成にかかる30万〜100万円の費用を抑えたい
  • まずは自分で作ってみたいけど、何から手をつければいい?

こんなお悩みはありませんか?

昨今では、ホームページを自分で作成することは十分に可能です。

しかしツール選び自作のデメリットを正しく理解していないと、100時間以上かけたのに誰にも見られない…、という悲劇が起こりかねません。

本記事では、最新のAI作成ツールから定番の無料ツール比較、そして自作か依頼かを迷わず決めるためのプロの判断基準まで徹底解説します。

1.ホームページ作成を自分で始める前に

突然ですが「自分で作ればタダ」という考えは、半分正解で、半分間違いです。

まずは、自作に伴う見えないコストを整理してみましょう。

「自分で作る」の目的を整理

ホームページ作成を始める前に、まずはゴールを明確にする必要があります。

  • 名刺代わりのサイト: 「会社名で検索された時に情報が出てくること」が目的。5ページ以内の構成で十分。
  • 集客用のサイト: 「悩み + 地域名」などで検索で見つけてもらい、問い合わせを増やすことが目的。

目的が名刺代わりなら自作でも良いのですが、集客が目的ならば、公開後のSEO(検索対策)という険しい道のりが待っています。

制作費30万円 vs 自作100時間

30万円かかるホームページを自作で完成させるには、初心者の場合、おおよそ「100時間」が必要です。

  • 文章を考える
  • 写真を選び、加工する
  • ツールの操作を覚える
  • スマホ表示を微調整する

例えばあなたの時給を3,000円だとすると、100時間は30万円の価値があります。

30万円払うのと、本業の時間を100時間削るのと、どちらがビジネスにとって得か?」

という視点を持ち、それでも自作がいいという場合のみ、自分で作成する判断をしましょう。

必要なものリスト

無料のホームページ作成ツールを触る前に、まずは素材を揃える必要があります。

以下の素材を揃えておくだけで、制作のスピードは3倍変わります。

  • 文章: 強み、サービス内容、料金、代表プロフィール
  • 写真: 店舗やスタッフ、商品の明るい写真(写真はサイトの質を9割決めます)
  • ドメイン: サイトの住所(〇〇.comなど)、無料版もありますが取得を推奨します

2.【無料】おすすめホームページ作成ツール

それではここからは、無料で使えるホームページ作成ツールを具体的にご紹介します。

ツールおすすめ度特徴無料版の制限
Wix★★★★★AI生成が非常に優秀。多機能。広告が出る、独自ドメイン不可
Jimdo★★★★☆とにかく簡単。迷いたくない人向け。デザインの自由度が低い
STUDIO★★★★☆日本発。プロ級のデザイン。運用に少し慣れが必要
ペライチ★★★☆☆日本語サポート。1枚のチラシ。無料版は1ページのみ

①Wix(ウィックス)

【AIとテンプレートが最強。多機能な万能選手】

Wixは、世界中で利用されているサイト構築プラットフォームです。

選べるテンプレートが900種類以上あり、ドラッグ&ドロップの直観的な操作で手軽にWebサイトを構築できます。

また標準でレスポンシブデザインが搭載されているため、パソコンとスマートフォンどちらにも対応したホームページを作成できます。

一方で無料プランでは独自ドメインが取得できなかったり、サイト内に広告が表示されるなどのデメリットもあります。

無料ページ数500MBまで
独自ドメイン設定月額500円で取得可能
広告非表示ベーシックプラン(月額900円)以上から

②Jimdo(ジンドゥー)

【とにかく簡単に、最速で公開したい初心者向け】

続いてご紹介するのは、Jimdo(ジンドゥ)です。

JimdoはWixと同じく専門知識無しでサイトを作成できるプラットフォームであり、画面をクリックして文字を打つなどの直感的な操作でサイトを構築できます。

またJimdoの大きな特徴として「クリエイター」と「AIビルダー」の2つのモードが選択でき、AIビルダーでは質問に答えるだけでAIが自動でサイトを生成してくれます。

便利な一方で無料版では広告が表示されてしまうので、非表示にしたい場合は月額料金を払う必要があります。

無料ページ数3000ページ
独自ドメイン設定利用可能
広告非表示スタートプラン(月額990円)以上から

③STUDIO(スタジオ)

【デザインの質で差をつけたい、今注目の国産ツール】

STUDIOは、日本発のノーコードWeb制作プラットフォームです。

最大の特徴は、テンプレートに縛られず「白紙から自由自在にデザインができる」点にあります。

まるでデザインソフトを触っているような感覚で、プロ顔負けの洗練されたレイアウトを実現できます。

デザインの質がブランドイメージに直結する、美容室、サロン、クリエイターの方に特におすすめです。

無料ページ数1,000ページまで(CMSは50件まで)
独自ドメイン設定Starterプラン(月額980円〜)以上で利用可能
広告非表示Starterプラン(月額980円〜)以上から

3.自作ツールの選び方と3つのパターン

ここまで具体的なツールを見てきましたが、そもそも「どういう仕組みでサイトを作るか」によって、公開までの時間や将来の拡張性が大きく変わります。

個人が選ぶべき選択肢は、大きく分けて以下の3つです。

①生成AIを使って最短30分で土台完成

先程のJimdoでも触れましたが、昨今のホームページ作成はAIとの対話で始められます。

業種や店名を入力するだけで、AIがページ構成や文章のたたき台を自動生成してくれる機能です。

「真っ白な画面を前に何を書けばいいか手が止まってしまう」という初心者最大の壁を、AIが最短30分で突破してくれます。

まずはAIに土台を作らせ、そこにあなた固有のこだわりを上書きしていくのが、今どきのやり方です。

②直感操作の「ノーコードツール」

先程紹介した3つのツール(Wix / Jimdo / STUDIO)は、マウス操作(ドラッグ&ドロップ)だけで、パズルを組み合わせるようにホームページを作成できます。

専門知識が一切不要で、見たまま編集できるのが最大の魅力です。

「名刺代わりに早く、安く公開したい」というニーズには、このノーコードツールが最も適しています。

ただし、無料プランのままでは独自ドメインが使えなかったり広告が出たりするため、ビジネスで使うなら「いずれは有料プランにする」前提で選ぶのが正解です。

③本格運用の「WordPress」

一方で、ノーコードツールにあてはまらないものの代表格がWordPressです。

世界シェア1位のシステムであり、世界中の約8割のホームページはWordPressによって構築されているとも言われています。

ノーコードツールに比べて学習コストは高いですが、将来的にブログで集客したり、予約システムなどの機能を自由に追加したりなど、柔軟性の面では最強の選択肢です。

「資産としてサイトを長く育てていきたい」と考えるなら、最初からWordPressを選ぶ価値は十分にあります。

4.無料ホームページの落とし穴

続いては、無料ホームページ作成ツールを用いる場合の注意点も見ていきましょう。

無料でホームページが持てるというのは、起業したての方や予算を抑えたいオーナー様にとって、この上なく魅力的な響きですよね。

そこで後から「こんなはずじゃなかった…」と後悔しないために、プロの視点で無料プランの落とし穴を整理しました。

①独自ドメインが使えない

無料プランのURLは「〇〇.wixsite.com」「〇〇.jimdofree.com」といったツールの名前が入ったものに固定されます。

一見「何が悪いの?」と思われる方もいるかもしれませんが、以下のような問題が発生します。

  • 信頼感の欠損:お客様がURLを見たときに「借り物のサイトだな」という印象を与えてしまい、ビジネスとしての信頼性が損なわれるリスク。
  • SEO(検索順位)の資産にならない:将来的にツールを乗り換えた際、URLが変わってしまうため、それまで積み上げた検索エンジンの評価がリセットされる。

もしあなたが長くビジネスを続けていこうと思うなら、早い段階で独自ドメイン(例:kagineko-web.com)を取得することを強く推奨します。

ドメインはあなたのWeb上の「住所」であり、育てていくべき「資産」だからです。

②勝手に表示される広告

無料プランでは、サイトの上下や目立つ場所に「このサイトは〇〇で作られました」という大きな広告が表示されます。

特に士業、コンサルタント、サロン、医療系など、信頼が商品である業種において、他社の広告がデカデカと出ている状態はプロフェッショナルな印象を大きく下げてしまいます。

「広告を出さないといけないほど余裕が無いのかな?」という、本来抱かれなくていい不安をユーザーに与えてしまう恐れがあります。

③容量・機能の制限

無料を維持するために、各ツールは機能に制限をかけています。

特に以下の3点は運用を始めるとすぐに直面する問題です。

  • お問い合わせフォームの制限:「月に〇件までしか受信できない」「自動返信メールが送れない」といった制限で集客チャンスを逃す。
  • 表示速度の低下:無料プランはサーバーの優先順位が低く設定されていることが多く、サイトの表示が重くなりがち。表示が3秒遅れるだけでユーザーの半分以上は離脱する。
  • SEO設定の限界:検索結果に表示させるための詳細な設定が無料版では制限されていることが多い。

無料プランはあくまで「練習用」や「短期的な名刺代わり」です。

ホームページから集客したいとお考えであれば、有料プランへのアップグレードプロへの相談を検討するのが、結果として最もコストパフォーマンスが良くなります。

5.自作?依頼?判断基準&チェックリスト

ここまで、無料で使えるツールや自作の注意点を詳しく見てきました。

しかし、いざ自分のこととなると「結局、どっちが正解なの?」と迷ってしまう方も多いはずです。

自作とプロへの依頼、どちらを選ぶべきかの答えは、あなたのビジネスの今のフェーズと目的に隠されています。

以下の判断基準で、あなたの状況を整理してみましょう。

判断基準①:そのサイトの役割は何?

第一章でも触れた通り、サイトの目的が最大の判断軸になります。

  • 自作で十分:取引先や知人に「こんな事業をしています」と紹介する際の信頼担保がメインなら、Wix等の有料プランで十分対応可能。
  • プロに依頼すべき:Google検索で上位を狙い、新規客からの問い合わせを安定して獲得したいなら、SEO設計がなされたプロが近道。

判断基準②:「制作費30万円」と「あなたの100時間」

繰り返しになりますが、初心者が自作で「見栄えが良く、機能も整ったサイト」を公開するには、最低でも100時間はかかります。

本業が忙しい時期に、この100時間を捻出するのは大きな負担です。

もし、あなたの本業100時間で30万円以上の利益を生めるのであれば、制作はプロに任せた方がビジネス全体で見れば圧倒的にプラスになります。

迷いを断つ!最終チェックリスト

以下の項目に3つ以上チェックがつく場合は、プロ(制作会社やフリーランス)への依頼を強くおすすめします。

  1. 競合が多く、検索順位で負けたくない
  2. デザインの「素人感」がブランドイメージを損なう業種である
  3. 自分で調べながら設定する時間が取れない
  4. 将来的にブログ運用や機能拡張(予約など)を本格的に行いたい
  5. パソコン操作に苦手意識があり、トラブル時に相談できる相手が欲しい

逆に「まずは1円もかけずに始めたい」「最悪、公開が遅れても構わない」という場合は、まずはWix等で自分で作ってみるのもアリです。

一度自分で作ってみることで、Webサイトの仕組みが分かり、将来プロに依頼する際も「何をお願いすべきか」が明確になるというメリットもあります。

本業でお忙しいあなたの代わりに

記事を読んで「自分では時間が足りない」と感じたときは、プロに任せるのも一つの手です。集客のヒントを、まずは無料相談で探してみませんか?

6.失敗しないための制作ステップ

続いて「よし、自分で作ってみよう!」と決めたあなたへ向けて、公開後に後悔しないための、重要な3ステップをプロの視点で伝授します。

STEP1:サイト構成を書き出す

いきなり、ホームページ作成ツールの編集画面を開くのはNGです。

テンプレートの多さに目移りして、作業が一生終わりません。

まずは紙でもメモ帳でもいいので、必要なページを書き出しましょう。

  • トップページ:何の店(会社)で、誰のどんな悩みを解決するのか?
  • サービス内容・料金:いくらで、何をしてくれるのか?
  • プロフィール:どんな人が運営しているのか?(顔写真は信頼に直結)
  • お問い合わせ:電話、フォーム、LINE、どれが一番使いやすいか?

このようにホームページの中身を先に決めておけば、ツール選びやデザインで迷う時間を大幅にカットできます。

STEP2:明るい写真を揃える

自作サイトが素人っぽく見える最大の原因は、写真の質です。

暗い写真やピントのボケた写真は、それだけでサービスの信頼を落とします。

  • スマホのポートレートモードを活用:背景を少しぼかすだけで、一気にプロっぽい雰囲気に。
  • 自然光で撮る:蛍光灯の下ではなく、晴れた日の窓際で撮るのが鉄則。

写真はサイトの顔です。

ここだけは妥協せず、必要であれば写真撮影だけプロに依頼するのも賢い選択です。

STEP3:公開後に「Google Search Console」に登録する

これが最も重要です。

ホームページは公開しただけでは、Googleの検索結果にはすぐに出てきません。

Googleに「サイトを作ったので見に来てください!」と知らせる作業が必要です。

Google Search Console(サーチコンソール)という無料ツールに自分のサイトを登録することで、初めてGoogleのロボットがあなたのサイトを巡回し、検索結果に表示される準備が整います。

自作派の多くがこれを忘れて「いつまで経っても検索に出ない」と悩むため、必ずセットで行ってください。

このステップさえ守れば、あなたの自作サイトはビジネスを支える強力な武器になるはずです。

7.まとめ

本記事では、ホームページを自分で作成する方法や無料ツールの比較、自作か依頼かを決める判断基準について解説しました。

本記事の内容をもう一度まとめてみましょう。

  • AIノーコードツールを活用すれば、初心者でもホームページの土台は作れる
  • 手軽なWixやJimdo、デザイン性の高いSTUDIOなど、あなたの目的に合ったツールを選ぶ
  • 自作にかかる膨大な時間と外注費用を天秤にかけ、集客重視ならプロへの依頼も検討する

「まずは1円もかけずに始めたい」という方は、ぜひ自作にチャレンジしてみてください。

一度自分で作ってみることでWebサイトの仕組みが分かり、将来プロに依頼する際も「何をお願いすべきか」が明確になります。

本業の時間を大切にしたいあなたへ

もし、あなたが「自作に費やす100時間を本業に使えば、制作費以上の利益を出せる」と感じるなら、制作はプロに任せるのがビジネスとしての正解です。

かぎねこWebでは忙しいオーナー様に代わり、集客まで見据えた資産型サイトを構築します。

自作サイトの保守・運用だけ任せたい方へ

「サイトは自分で作ったけれど、セキュリティやバックアップ、SEOの相談だけプロに乗りたい」というご要望も大歓迎です。

かぎねこWebでは、あなたのサイトの『困った』を解決するパートナーとして並走します。

この記事を書いた人

しもせ きょうへい

【ビジネスを加速させる戦略と設計】

福岡のIT企業を経て、東京の制作会社で多様なプロジェクトを主導。
マーケティング視点に基づいた「集客できるサイト設計」が得意です。