かぎねこWebのディレクター、きょうへいです。
「SEO対策って難しそうだけど、個人でもできることってある?」
「具体的に何から手を付ければいいの?」
そんな疑問をお持ちのオーナー様に向けて、本記事では自分でできるSEO対策の基本と実践手順をまとめてみました。
ぜひ参考にしてください^ ^
目次
1.SEO対策を始める前に抑えたいポイント

SEO(検索エンジン最適化)とは、簡単に言うと「ホームページの内容をGoogleなどの検索エンジンに正しく評価してもらい、検索順位を上げること」です。
まずはSEO対策の3つの種類と、地域集客における役割を整理しましょう。
SEO対策の3つの柱
①コンテンツSEO(本記事のメイン)
コンテンツSEOとは、お客様が検索するであろうお悩みなどのコンテンツ(ブログなど)を作成し自身のホームページ上に掲載する、というシンプルなSEO対策です。
実はこの記事もかぎねこWebのコラムの1つであり、コンテンツSEOとしてSEO対策を行っています。
②内部施策
内部施策は、基本的には制作会社が行うSEO対策です(HTMLタグや内部リンクの最適化など)。
イメージしやすい例で言うと、パソコン用のホームページをスマホにも対応(レスポンシブ対応)させることも内部施策の1つです。
③外部施策
外部施策は、他サイトからの被リンクの質や数によって、検索エンジンでの評価が上がるという仕組みです。
むやみやたらに被リンクを増やせばいいと言うわけではなく、いかに質の高いサイトから多くのリンクを獲得できるかが重要だとされています。
ローカル集客での目的
地域主体のローカルビジネスでは、SEOだけでなくMEO(地図対策)や広告との使い分けが重要です。
今回はSEOに絞って解説しますが、他にも施策があることをぜひ覚えておいてください。
| 施策 | 主な露出面 | 強み | 向いている目的 |
|---|---|---|---|
| SEO(自社サイト) | 自然検索結果 | 資産化しやすい | 新規獲得・比較検討の後押し |
| MEO(Googleマップ) | Googleマップ | 来店意欲が高い層に強い | 近隣の「今すぐ客」の獲得 |
| Web広告 | 検索結果上部など | 即効性がある | 短期集客・キャンペーン |
2.なぜ個人事業主こそ「コンテンツSEO」なのか?

では数ある施策の中で、なぜ個人や小規模事業者に「コンテンツSEO」が最適なのでしょうか。
理由は以下の2つです。
①初期費用が安く始めやすい
コンテンツSEOは、自社の商品等に関する記事(コンテンツ)を制作するだけなので、個人としては最も取り掛かりやすいです。
既にホームページをお持ちの方であれば、ブログやコラムなどのページを追加するだけで、追加費用0円でコンテンツを作成し始められます。
②資産として長期間集客してくれる
コンテンツSEOの最も大きなメリットは、長期間集客してくれる点です。
一度公開したブログ記事などのコンテンツはあなたが削除しない限り、永続的にYahoo!やGoogleなどの検索エンジンから見込み客を集客し続けてくれます。
コンテンツが集客してくれるようになるまでに多少の時間はかかりますが、うまく運用すれば、広告費に頼らずとも安定した集客が見込める「資産」になります。
初心者が陥りがちなSEOの誤解
初期費用もかからず個人が手軽に始められるコンテンツSEOですが、何かと誤解されがちなポイントをピックアップしました。
× キーワードを詰め込めば上がる
コンテンツ制作の際には、読者の意図に合う内容と構造が必要不可欠です。
ただ闇雲に検索されたいキーワードを詰め込んだ記事を作成しても、逆効果になりかねません。
× 毎日更新すれば上がる
低品質な記事の量産は、かえって逆効果になることもあります。
しっかりと記事の構成を固め、的確な内容を執筆することが重要となります。
3.【実践】自分でできる地域SEOの4ステップ

それではここから、具体的にどのような手順でコンテンツ(記事)を作っていけばよいのか、実践的なステップを解説します!
STEP1:地域名×サービスのキーワード選定
ローカルSEOの基本は「地域名 + サービス名」です。
市区町村名だけでなく、駅名・エリア名・さらには通称(例:〇〇エリア、〇〇商店街)も候補に入れましょう。
- 基本形:福岡県福岡市 整体 仕事帰り
- 悩み形:福岡市東区 産後 骨盤矯正 子連れ
- 比較形:糟屋郡 整体 おすすめ 口コミ
ちなみに、ラッコキーワードなどのキーワード分析ツールを使い「サジェスト(検索候補)」を取得するとキーワードの選定が簡単にできます。
例えば「地域名 + サービス名」の後に「安い」「夜間」といった単語が続いていれば、それがそのままお客様のお悩み事になります。
あなた自身では思いつかないリアルな悩みを発見し、記事作成のヒントとしてみてください。
STEP2:競合サイトを徹底的にチェックする
狙うキーワードが決まったら、実際にそのキーワードでGoogle検索し、上位1〜5位のサイトを熟読します。
ライバル記事を熟読したうえで、まずは共通項目を確認しましょう。
上位サイトが共通して載せている情報(料金表、アクセス、スタッフ紹介など)は、読者が最低限必要としている情報です。
共有項目を抑えたら、次に不足している観点を探します。
上位サイトに「駐車場案内が分かりにくい」「実際の施術風景の写真がない」などの不足があれば、そこがあなたのチャンスになり得ます。
STEP3:内部対策(タイトル・見出し)を整える
上位サイトの共有項目と不足点を割り出したら、続いてはタイトルと見出しです。
検索結果でクリックされるためには、タイトルが命です。
狙うキーワードを左側に配置し、あなたの強みを32文字以内で凝縮しましょう。
- タイトルの型の例:地域名 + サービス名 + 独自の強み・ベネフィット
- 例:【福岡市東区】ホームページ制作|個人店主のための「資産」を作るサイト作り
見出し(h2/h3)については、読者が知りたい順に並べます。
料金やアクセスといった重要事項を後半に隠さず、分かりやすい位置に配置するのがコツです。
STEP4:地域に刺さる一次情報を盛り込む
タイトルや見出しが決まったら、いよいよ本文の執筆です。
AIやテンプレートには絶対に書けない、現場にいるあなただけの情報を存分に盛り込みます。
これこそが、小規模サイトが大手サイトに勝てる最大の武器です。
例えば、以下のようなものが挙げられます。
- 飲食店:メニューのこだわりだけでなく「お一人様でも入りやすいカウンター席の様子」や「雨の日の来店ルート」。
- 美容・整体:施術者の顔が見えるプロフィールや、地域の生活環境(例:デスクワークが多い街など)に合わせたアドバイス。
- 士業・コンサル:解決事例をストーリー形式で紹介し、相談のハードルを下げる。

本業に集中、Web集客はプロへ
記事を書く時間が取れない時は、プロを頼るのも一つの手。まずは無料相談へ。
4.Googleが評価する「信頼性(E-E-A-T)」の正体

ここで検索順位の上下に大きく影響する、Googleの評価基準をチェックしておきましょう。
Googleは「誰が、どんな根拠で発信しているか」を厳しくチェックしています。
特に地域ビジネスでは以下の4要素(E-E-A-T)が評価を分けます。
- Experience(経験):実際の施術写真や、施工事例などの一次情報。
- Expertise(専門性):資格の有無や、実務年数に基づく深い解説。
- Authoritativeness(権威性):地域での活動実績や、メディア掲載。
- Trust(信頼性):正確な店舗情報(NAPの統一)や明確な料金表示。
NAPの統一とはつまり、Name(店名)、Address(住所)、Phone(電話番号)の表記を、公式サイト・Googleマップ・SNSで完全に一致させることを指します。
例えば「1-2-3」と「1丁目2番3号」のような些細な違いも、Googleにとっては「別のお店かも?」という迷いに繋がり、評価を下げてしまう原因になります。
5.無料ツールを使い倒す「分析・改善」の手順

公開した記事を出しっぱなしにしていては、非常にもったいないです。
定期的にデータを確認し、サイトを育てていくことが重要です。
Google Search Console(サーチコンソール)
自分のサイトが「実際にどんな言葉で検索画面に表示されたか」を確認できるツールです。
- クエリの発見:意図していなかった地名(隣町など)で検索されていることが分かれば、その地名を記事に追記し、さらにアクセスを伸ばせます。
- 順位の確認:10位〜20位に停滞している記事があれば、そこによくある質問などを追記することで、1ページ目へのランクアップが狙えます。
Googleアナリティクス(GA4)
「サイトに来た人が、その後どう動いたか」を確認できるツールです。
- 離脱箇所の特定:多くの人が料金ページの直前で帰っているなら、料金の説明が分かりにくい可能性があります。
- 成約導線の改善:スマホで見た時に「お問い合わせボタン」が押しやすい位置にあるか、実際のデータを見て調整しましょう。
6.自分でやるか、プロに頼むかの判断基準

SEOを自分でやるメリットは大きいですが、ビジネスの成長段階に応じてプロの力を借りるタイミングを見極めることも大切です。
| 選択肢 | 向いている人 | 目安費用 | 注意点 |
|---|---|---|---|
| 完全に自分で運用 | 時間を確保できる/学びながら育てたい | 0円〜(人件費のみ) | 改善が止まると伸びない |
| スポットでプロに相談(設計・診断) | 最短で方向性を固めたい | 数万円〜 | 提案の実行は自分で必要 |
| 記事制作のみ外注 | 書く時間がない/量を増やしたい | 1本1〜5万円程度 | 一次情報が薄いと弱い |
| 月次コンサル/運用代行 | 継続改善を任せたい | 月5〜30万円程度 | 施策内容・レポートの透明性が重要 |
ローカルビジネスは、大手に比べて少しの正しい改善が劇的な結果に繋がることが多い領域です。
まずは自分で基本を整え、手応えを感じたところでアクセルを踏むためにプロの力を借りる、というハイブリッドな形が最も失敗の少ない方法と言えます。
7.まとめ
本記事では、個人でもできるコンテンツSEOについて解説しました。
本記事の内容をもう一度まとめてみましょう。
- 地域集客には「地域名+サービス名」の設計が不可欠。
- ブログ記事は、将来的に広告費ゼロで集客してくれる資産になる。
- Googleサーチコンソールなどのツールで、データに基づいた改善を繰り返す。
最初から100点を目指す必要はありません。小さな改善の積み重ねが、1年後の大きな成果に繋がります。
あなたのビジネスを支える最強の営業マンを、一緒に育てていきましょう!
どうしても解決しない、専門的なサポートが必要な方へ
「理屈はわかったけれど、やはり自分でやる時間は取れない」という時は、無理に自力で解決しようとせず、一度専門家へ相談してみてください。
私たちかぎねこWebはオンラインでのサポートを通じて、全国各地のオーナー様を対象にコンテンツ記事の制作代行を行っています。
また、私たちの拠点である福岡市東区や、近隣エリア(新宮町・古賀市・福津市・糟屋郡など)の方であれば、直接お会いしての対面相談も可能です。
「まず自分のサイトが今どんな状態かだけ見てほしい」という段階でのご相談も大歓迎ですので、安心してお問い合わせください。
この記事を書いた人

しもせ きょうへい
Webディレクター
【ビジネスを加速させる戦略と設計】
福岡のIT企業を経て、東京の制作会社で多様なプロジェクトを主導。
マーケティング視点に基づいた「集客できるサイト設計」が得意です。
