かぎねこWebのディレクター、きょうへいです。
- 高いお金を払ってホームページを作ったのに、全く問い合わせが来ない…
- 制作会社と連絡がつかなくなり、修正もできずに困っている
福岡でホームページ制作をしていると、オーナー様からこのようなご相談をいただくことが少なくありません。
そこで今回は、これからホームページ制作を依頼しようとしている方に向けて「これだけ知っておけば大失敗は防げる」5つの注意点をまとめました。
ぜひ参考にしてみてください^ ^
目次
1.【お金】見積もりの範囲を確認
まず一番気になる「お金」の話です。
制作費の安さだけで会社を選んでしまうと、後からオプション費用が積み重なり、結果的に割高になるケースが非常に多いです。
見積もりを見る際は、金額だけでなく作業範囲を必ずチェックしましょう。
| 確認項目 | 見落とすと起きるトラブル |
|---|---|
| ページ数・機能 | 「ページ追加は別料金です」と言われ、中身スカスカのサイトになる。 |
| スマホ対応費 | 見積もりに含まれておらず、スマホで見ると表示が崩れている。 |
| 修正回数 | 「3回目以降の修正は有料」と言われ、納得いかないまま公開することに。 |
福岡での費用相場については、以下の記事でも詳しく解説しています。
初期費用0円・格安リース契約の裏側

「初期費用0円でホームページが作れます!」というWeb広告を見たことはありませんか?
これは多くの場合、3年〜5年の長期リース契約(月額課金)であることがほとんどです。
- 月額2万円でも、5年払えば総額120万円になる
- 契約期間中は解約できない(違約金発生)
- 解約するとホームページが削除される(データがもらえない)
「とりあえず安く始めたい」という気持ちは分かりますが、長期的に見るとリスクが高い契約でないか、契約書をよく確認してみてください。
修正回数や追加費用のルールを明確に

制作現場で一番揉めるのが「言った言わない」のトラブルです。
「ここの文章をちょっと直して」と頼んだら「それは追加費用で1万円かかります」と言われてしまった…。
そんな事態を防ぐために、契約前に以下のルールを明確にしておきましょう。
- 修正は「各工程につき◯回まで」無料か?
- 文章の差し替えは無料か、有料か?
- 公開後の修正は誰がやるのか?
ドメイン・サーバー費用は誰が払う?

家(サイト)を維持するための住所(ドメイン)と土地代(サーバー)の話です。
制作会社に支払いを代行してもらうと楽ですが、手数料が上乗せされている場合があります。
また詳しくは後述しますが、ドメインやサーバーの名義が制作会社になっていると、将来的に会社を乗り換えたくなった際にサイトを人質に取られるリスクがあります。
可能な限り、ご自身で契約・支払いを行うことをおすすめします。
2.【設計】デザインよりも「使いやすさ」
「せっかく作るなら、かっこいいサイトにしたい!」
その気持ちは痛いほど分かりますが、デザインにこだわりすぎて使いやすさを犠牲にしてはいけません。
自己満足なデザインは客を逃す

例えば、英語ばかりで何の会社か分からないサイトや、アニメーションが多すぎて表示が遅いサイト。
これらはユーザーにとってストレスでしかありません。
特に福岡の地域ビジネスでは、お客様は料金・場所・連絡先を今すぐ知りたいと思ってアクセスしてきます。
「パッと見て、3秒以内に何屋か分かるか」を最優先にデザインを確認してください。
スマホ対応(レスポンシブ)は必須

今や、アクセスの7〜8割はスマホからです。
パソコンの画面で見たデザインだけで満足してしまうと、スマホで見た時に文字が小さすぎたり、ボタンが押せなかったりする悲劇が起きます。
必ずスマホでの見え方も合わせてチェックするようにしましょう。
ターゲット層に合わせた文字サイズと導線

突然ですが、あなたのビジネスのターゲットはどんな人でしょうか?
例えばシニア向けの整体院であれば、大きく読みやすい文字や押しやすい電話ボタンの方が親切であり、問い合わせにも繋がります。
「自分が好きか」ではなく「お客様が使いやすいか」を判断基準にしましょう。
3.【集客】お問い合わせフォームの入力項目

ここが、多くのサイトで一番もったいない失敗をしているポイントです。
デザインも良い、内容も良い。
でも最後の「お問い合わせフォーム」で離脱されているケースが後を絶ちません。
項目が多いほど離脱される
あなたは、ちょっと質問したいだけなのに住所や電話番号など様々な情報の入力を求められて「面倒くさいからやめた!」と閉じた経験はありませんか?
これをWeb業界では「カゴ落ち」と呼びます。
初回のお問い合わせでは、名前・電話番号・用件くらいの最低限の項目に絞るのが、集客を増やす鉄則です。
【福岡市内の飲食店での失敗事例】
あるレストランの予約フォームで、なぜか「郵便番号と住所」が必須項目になっていました。
スマホで予約しようとしたお客様が「食事に行くだけなのに、なんで住所まで?」と不信感を抱き、予約完了率が極端に低くなっていたのです。
住所の項目を削除しただけで、Web予約数が2倍以上に跳ね上がりました。
スマホでの入力しやすさを徹底する
スマホでの文字入力はストレスがかかります。
あなたのサイトのお問い合わせフォームが、以下の仕様になっているか確認してみてください。
- 郵便番号を入れたら、住所が自動で入力されるか?
- 電話番号の欄をタップしたら、数字キーボードが出るか?
- エラーが出たとき、どこが間違っているか分かりやすいか?
これらができているかどうかで、問い合わせの数は大きく変わります。
自動返信メールで安心感を与える
意外と重要なのが自動返信メールです。
送信ボタンを押した後に「シーン…」と何もメールが届かないと、お客様は「ちゃんと送れたかな?」と不安になります。
「お問い合わせを受け付けました」という自動返信メールが、即座に届く設定になっているかも忘れずに確認しましょう。

本業でお忙しいあなたの代わりに
お問い合わせフォームや自動返信メールの設定、後回しになっていませんか?集客の要となる使いやすさのチェック、プロの私たちが代行いたします。
4.【素材】写真・文章の準備

ホームページ制作が止まる原因のNo.1は、お客様からの原稿・写真の提出遅れです。
また素材選びを一歩間違えると、法的なトラブルに巻き込まれることもあります。
ネットの画像を勝手に使うのはNG
「Googleで良さそうな写真があったから使おう」
これは絶対にNGです。
著作権侵害となり、後から高額な損害賠償を請求されるリスクがあります。
必ずご自身で撮影した写真か、商用利用OKの有料・無料素材サイトのものを使用してください。
「リアルな写真」が信頼を生む
最近は綺麗なフリー素材も多いですが、福岡の地域ビジネスにおいてはリアルさが重要です。
どこかで見たことのある外国人モデルの笑顔よりも、店主であるあなたの笑顔や、実際の店舗の外観の方が、圧倒的にお客様の信頼を得られます。
スマホで撮影した写真でも構いませんので「嘘のない写真」を用意しましょう。
原稿作成は丸投げできるか確認
「文章はそちらで考えてください」と制作会社に丸投げしようとしていませんか?
格安の制作プランでは、原稿作成が含まれておらずお客様からの完全支給が条件になっていることが多いです。
プロのライターに書いてもらうのか、自分で書くのか。
ここを見積もりの段階ではっきりさせておかないと、公開が数ヶ月遅れることになります。
5.【契約】制作後の所有権と運用

最後は少し難しいですが、とても重要な契約の話です。
ここを疎かにすると、ホームページが人質に取られてしまいます。
ドメイン・サーバーの名義は自分に
もし制作会社と連絡がつかなくなったり、倒産してしまったりした場合、ドメイン(URL)の名義が制作会社になっていると、サイトが消滅する恐れがあります。
ドメインとサーバーは、必ず自社名義で契約するか、アカウント情報(ID・パスワード)を共有してもらうようにしましょう。
「解約したらサイトが消える」契約を避ける
リース契約の場合によくあるのが「解約=サイトのデータ消去」という条件です。
これでは、何年お金を払ってもサイトは自分の資産になりません。
契約前に「解約した場合、サイトのデータはもらえますか?」「他のサーバーに移転できますか?」と必ず質問してください。
公開後の修正・更新は自分たちでできるか?
「お知らせを更新するだけで、毎回5,000円かかる」
これでは、最新情報を発信するやる気が削がれてしまいますよね。
WordPress(ワードプレス)などのシステムを導入し、お知らせやブログは自分たちで更新できる作りにしてもらうのが、ランニングコストを抑えるコツです。
6.【保存版】最終確認チェックリスト

最後に、制作会社に問い合わせる前や、契約前に確認すべきポイントをチェックリストにまとめました。
ぜひコピーして活用してください!
依頼準備・契約前のチェック項目
- 目的:何のために作るか?
- 予算:制作費や月額費用の予算を決めたか?
- 範囲:スマホ対応や原稿作成は含まれているか?
- 機能:フォームの項目は多すぎないか?
- 権利:ドメイン・サーバーは自社名義か?
- 解約:解約時にデータをもらえるか?
- 更新:公開後、自分たちで更新できるシステムになっているか?
7.まとめ
本記事では、ホームページ制作で失敗しないために、依頼前に知っておくべき5つの注意点について解説しました。
ポイントを振り返ってみましょう。
- 見積もりは金額だけでなく、作業範囲と追加費用のルールを確認する
- デザインの好みより、スマホでの使いやすさを最優先にする
- 問い合わせフォームの項目は必要最低限に絞り、離脱を防ぐ
- 写真や文章は著作権をクリアにし、自社のリアルな素材を使う
- ドメイン・サーバーの所有権と、公開後の更新体制を確保する
ホームページ制作は専門的な知識が必要なため、どうしても制作会社任せになりがちです。
しかし、今回ご紹介した5つさえ押さえておけば、大きな失敗は防げます。
分からないことは遠慮なく質問し、納得した上で制作を進めてくださいね。
後悔しないパートナーをお探しなら
かぎねこWebでは、ドメイン・サーバーの権利をお客様にお持ちいただき制作いたします。
また公開後の更新のしやすさや、スマホでの使い心地を最優先に設計しています。
「他社の見積もりに不安がある」「まずは対面でじっくりリスクを聞きたい」という方も、お気軽にご相談ください。
まずは疑問を解消しませんか?
「この契約内容で大丈夫?」「自分の業種だと何に気をつければいい?」といった些細な疑問でも構いません。
地元のプロとして、あなたの不安を解消するお手伝いをいたします。
この記事を書いた人

しもせ きょうへい
Webディレクター
【ビジネスを加速させる戦略と設計】
福岡のIT企業を経て、東京の制作会社で多様なプロジェクトを主導。
マーケティング視点に基づいた「集客できるサイト設計」が得意です。
