かぎねこWebのディレクター、きょうへいです。
ブラウザでサイトを開いたとき、URLの横に三角のビックリマーク(⚠)や「保護されていない通信」が出て、不安になったことはありませんか。

- 三角のビックリマークの意味がわからず、見続けて大丈夫か不安
- 他人のサイトだけなのか、自分のホームページの問題なのか切り分けたい
- 警告を消したいが、どこから手をつければいいかわからない
結論から言います。
URL横の三角ビックリマークは、多くの場合サイトがhttpのままか、httpsなのに一部ファイルがhttpのまま(混在コンテンツ)であることが原因です。
本記事では、一般向けの簡単な消し方からサイト運営者向けの根本対策まで、順を追って整理します。
ぜひ最後までお付き合いください^ ^
1.なぜURLの左に三角ビックリマークが出る?
アドレスバーに出る三角のビックリマークは、ブラウザがセキュリティ上の注意を知らせるサインです。
まずは表示の種類を見分けて、優先度の高い対応から進めましょう。
赤いビックリマークと三角⚠の違い

ブラウザの警告表示には、大きく分けて次の2種類があります。
| 表示 | 意味 | 対応の目安 |
|---|---|---|
| 三角⚠(黄色) | 通信が暗号化されていない、または一部がhttpのまま | 運営者は早めに対処 |
| 赤い!マーク | フィッシング詐欺など重大な疑い | パスワード入力は避ける |
三角のビックリマークは、重大な危険というより「注意が必要」な状態です。
ただし、お客様がサイトを見たときに⚠が目に入ると、「安全なサイトなのかな」と不安に感じることもあります。
Google Chromeで赤い表示が出る場合も、意味は同じく危険なサイトの可能性を示しています。
この表示があるページでは、クレジットカード番号やパスワードの入力は避けてください。
httpとhttpsの見分け方

URLの先頭が「http」か「https」かを見てください。
- http:通信が暗号化されていない。第三者に内容を見られるリスクがある
- https:通信が暗号化されている。通常は鍵アイコンの表示とセット
三角ビックリマークが出ているとき、まずアドレスバーがhttpになっていないか確認するのが第一歩です。
httpsになっていても、後述する混在コンテンツで⚠が出ることがあります。
スマホとパソコンで表示が違うとき

同じサイトでも、スマホとパソコンでは警告の見え方が少し違うことがあります。
スマホでは⚠のアイコンのみ、パソコンでは「保護されていない通信」といった文字付きで表示される場合があります。
どちらか一方だけ確認して安心するのではなく、両方の環境で表示を確かめると安心です。
2.三角ビックリマークのよくある原因2つ
URLに三角ビックリマークが出る原因は、大きく次の2つに分かれます。
どちらに当てはまるかを見極めると、対処の方向がはっきりします。
原因① URLがhttpのまま

サイト全体がSSL化されていない、つまりURLが「http」のままだと、ブラウザは暗号化されていない通信だと判断します。
SSL化とは、サイト内のページやファイルをhttpsで通信できる状態にすることです。
httpのまま公開しているサイトでは、セキュリティ上の注意として三角ビックリマークが表示されます。
「自分のサイトをhttpsにしたつもり」でも、サーバー側の設定が完了していないケースもあるので、実際のアドレスバーを確認してください。
原因② 混在コンテンツ(Mixed Content)

混在コンテンツとは、サイト自体はhttpsなのに、画像など一部のファイルがhttpのまま読み込まれている状態です。
ページのURLはhttpsでも、中身のファイルがhttpだと、httpsとhttpが混在していると判断されます。
「SSL化したはずなのに、なぜか三角ビックリマークが消えない」とお困りの場合は、このパターンを疑ってみてください。
3.一般向け:まず試せる簡単な対処
自分のホームページの問題ではない場合は、まず次の手順を試してみてください。
ここで表示が直れば、一時的な表示の可能性が高いです。
ページの再読み込みとブラウザの再起動

まずはページを再読み込みしてみてください。
次にブラウザ自体を一度終了し、再起動してから同じページを開き直します。
それでも変わらなければ、別のブラウザ(Chrome、Safari、Edgeなど)で同じURLを開き、表示を比較してみてください。
どのブラウザでも⚠が出るなら、サイト側の設定の問題である可能性が高くなります。
キャッシュの削除(スマホ・パソコン)

古い表示がキャッシュに残っているだけ、ということもあります。
次の手順でキャッシュを削除してから、もう一度ページを開いてみてください。
- iPhone:設定 → Safari → 履歴とWebサイトデータを消去
- Android:Chrome → 設定 → プライバシーとセキュリティ → 閲覧履歴データを削除
- Windows:Chrome などで `Ctrl + Shift + R`(スーパーリロード)
- Mac:`Command + Shift + R`
削除後に端末やブラウザを再起動し、表示が改善するか確認してください。
4.【サイト運営者向け】警告が続くと何が起きるか
ここからは、ご自身のホームページのURLに⚠が出ている方向けの話です。
技術的な直し方は次の章で触れますが、まず「放置するとどうなるか」を押さえておきましょう。
お客様の信頼と離脱

初めてサイトを訪れたお客様が、URL横の⚠や「保護されていない通信」を見ると、このサイトは大丈夫かなと感じることがあります。
問い合わせフォームや会員登録の前に、そうした不安が入ると、そのまま離脱してしまうケースも珍しくありません。
特にパスワードや個人情報の入力を求めるページでは、警告表示は信頼を大きく損ないます。
SSL未対応が続くと、お客様の信頼だけでなく問い合わせの機会も失いやすくなります。
被害の全体像は、SSL化しないとどうなるで詳しく整理しています。
検索での見られ方への影響

Googleは、安全で使いやすいサイトを優先して表示する方針をとっています。
警告が出たままのサイトは、検索結果での評価や、ユーザーがクリックしたときの印象にも影響しやすいです。
「SSLは後回しでいい」と思っているうちに、集客の機会を逃している可能性もあります。
数字や具体的な被害の話は、先ほどの記事で確認してみてください。
5.根本対策:SSLと混在コンテンツの解消
一般向けの対処で直らない場合、または自社サイトの運営者の方は、次の根本対策が必要です。
サーバーの設定やファイルの修正が絡むため、不安がある場合は無理せず専門家に相談してください。
サイトの常時HTTPS化

サイトのURLが「http」のままなら、常時SSL化(httpsへの統一)が必要です。
レンタルサーバーによって手順は異なりますが、多くの場合はサーバーの管理画面から「常時SSL」や「SSL設定」を有効にします。
エックスサーバーをお使いの場合は、公式の「常時SSL化」手順を参照するのが確実です。
設定を誤るとサイトが表示されなくなることもあるので、作業前にバックアップを取るか、慣れていない場合は無理せず専門家に相談してください。
混在コンテンツを特定して直す
URLがすでに「https」なのに⚠が出る場合は、混在コンテンツの修正が必要です。
まず、調べたいサイトをパソコンで開き、F12キーを押してください。開発者ツールという画面が表示されます。

次に①の「Console」をクリックし、②の部分を押すと、Mixed Contentの原因となっているファイル名の一覧が表示されます。
原因ファイルがわかったら、サイトが常時SSL化されている状態で、該当ファイルをhttpsでアップロードし直します。

WordPressをお使いの場合は、管理画面の「設定」→「一般」から、WordPressアドレスとサイトアドレスを確認してください。
赤枠の部分が「https」になっていれば、再アップロード時にSSL化された状態でファイルを置けます。
古いサイトはリニューアルも選択肢に

SSLと混在コンテンツを直しても、デザインやスマホ表示が古いままだと、お客様には「古いサイト」に見え続けることがあります。
セキュリティの警告を消すことと、見た目・使いやすさを整えることは、別の課題です。
リニューアルの進め方は、ホームページリニューアルの進め方で整理しています。
福岡で対面相談をご希望の方は、福岡のホームページリニューアルも参考にしてください。
6.まとめ
本記事では、URLに三角のビックリマークが出る意味と、消し方・根本対策まで整理しました。
- 三角⚠は、多くの場合httpのままか混在コンテンツが原因
- 他人のサイトなら再読み込み・キャッシュ削除で様子を見る
- 自社サイトのURLに出ているなら、SSL化と混在コンテンツの解消が必要
- 警告を放置すると、信頼と集客の両方に影響しうる
まずはアドレスバーが「http」か「https」かを確認し、自社サイトの問題なら早めに根本対策へ進みましょう。
SSL未対応のリスクをもう一度整理したい方は、SSL化しないとどうなるをあわせて読んでみてください。
サーバー設定に不安がある場合は、無理せず相談するのもひとつの選択です。
24時間働く営業マンの作り方を見る
かぎねこWebでは、ホームページをただの看板ではなくWeb上の“資産”にすることを提唱しています。
ホームページを「24時間働く営業マン」に変える考え方については、以下の記事を参考にしてください。
この記事を書いた人

しもせ きょうへい
Webディレクター
【ビジネスを加速させる、戦略と設計】
福岡のIT企業を経て、東京の制作会社で多様なプロジェクトを主導。
マーケティング視点に基づいた「集客できるサイト設計」が得意です。
